- vol.42 卒園・入園、そしてロイクラトン2011/12/05
こんにちは。スタッフの上田です。
今月のバーンロムサイはいろいろなことがありました。
まず、18歳を過ぎた子どもたちがホームを出て外で暮らすことになりました。
これまでは18歳になってもホームで暮らせるようにしてきたのですが、今年に入ってからタイの法律が厳しくなり、18歳を過ぎた子どもは外へ出なくてはならなくなったのです。ピーダウ、ミルク、アーム、テンモー、ナット、ヌンの6人がバーンロムサイを出て外で暮らすことになりました。
「卒園」です。といっても全員がまだ学生。
学費や医療費はこれまで通りサポート、生活費も社会人になるまではサポートすることになっています。足りない分は自分でアルバイトをして稼ぐようにとも言っています。学期休みの間に自分たちで部屋探しをさせての引っ越し開始です。ピーダウは10月30日に引っ越し、ナットも大学受験に備えて既に引っ越し済み、ミルク、アーム、テンモー、ヌンの4人が11月1日にホームから出ていきました。

バーンロムサイから外へ出て暮らし始めた最初の6人です。学校を卒業して仕事をし、自分の稼いだお金で生活していく「自立」までにはまだ時間がかかりますが、まずは第一歩を踏み出しました。ピーダウは初日は寂しくて泣いてしまったとのこと。ある子は次の仕送りまでにお金がなくなったのか、保母たちにお金を貸してとこっそり電話してきたりと初めての一人暮らしはなかなか大変そうです。
外で生活するようになっても、彼らにとってバーンロムサイが実家であることには変わりありません。これからも何かあればいつでも相談に乗ったり、必要な助けはずっとしていきたいと思っています。そして6人が出て行って寂しくなったなぁと感じていたのもほんのわずか。11月24日に新しい子どもが5人入園してきました。女の子2人と男の子3人。
左がササー、5人の中では最年長の2歳6カ月。
そして右がボン。英語の「ボール」をタイ語発音したニックネームです。
彼は2歳で今回来た男の子の中ではいちばん年上です。
そして5人の中ではいちばんよくしゃべれるようです。
この子はテンモー、最年少の11カ月。
まだ歩けないのでいちばん手がかかります。
ササーとは姉妹です。外で一人暮らしを始めたテンモーと同じ名前です。
そしてこの子はガイド、1歳4カ月です。観光ガイドのガイドからきているニックネームですが、タイ語発音では語尾を上げて「ガイ」と発音します。
ものすごくよく食べます。写真は到着した日の夕飯、初めてのホームでの食事のときのもの。一人もくもくと食べていました。一人で食べられるのね、とみんなに見守られていましたが、ご飯の半分くらいはこぼれ落ちていました。
ガイのテーブルの下は落ちたご飯粒だらけ。
そしてそのテーブルの下にもぐろうとするボン。
毎日大変なホームになっています。
そして5人目がゲン、ガイと同じ1歳4カ月です。5人の中ではいちばん怖がりで恥ずかしがり屋、人見知りです。 到着した夜の食事は保母のプーさんがあげていました。
でも少しでも他の人が話しかけたり、プーさんがちょっと立ち上がってどこかへ行こうものならこの泣き顔。
人がたくさんいるホームでの生活に慣れるのは大変そうです。5人が来てから、本当に毎日がにぎやかです。とにかく健康で元気ないい子に育ってほしいと思います。11月を振り返ると卒園は随分と前に起こったことのようで、この子たちの入園がいちばんのイベントのような感じです。ですが、ロイクラトンのお祭りも合間にありました。水に感謝して灯篭を流し、空には願い事をして熱気球「コムロイ」を上げるのです。今年は11月10日が満月のその日。
子どもたちと一緒にコムロイを上げました。みんなで火をつけて中に熱がたまるのを待って一斉に上げました。
子どもたちは何をお願いしたのでしょうか。
一度にたくさんのコムロイが飛んでいく風景は本当に幻想的で素敵です。毎年感動しているこの風景、ぜひともいろいろな方々に見ていただきたいといつも思います。
来年は新しい5人の子どもたちも一緒に上げられるかな。
それまでみんなが元気に幸せに暮らせますように・・・2011.11
バーンロムサイ スタッフ 上田真理子






