- vol.40 今夜はちらし寿司パーティー!!2011/09/07
はじめまして。バーンロムサイスタッフの大塚です。
8月20日、以前バーンロムサイでボランティアをしていたメー・メグミが、ご主人と甥っ子さんと一緒にゲストハウスに泊まりに来て下さり、ホームで子どもたちにちらし寿司と昆布の炒め煮、そしてワカメスープの夕食を作って下さいました。
メー・メグミは日本では家庭科の先生をしていて、お料理がとっても上手。ホームを訪れるたびに、おいしいご飯を作ってくれるのです。
料理の準備は13時半から開始。何しろ子どもたちとスタッフ計50人分の食事を作るのですから、時間も労力もかかります。ホームのコック エム、保母のレックとプロイ、ゲストハウスの朝食昼食担当のダーオがアシスタントを務めました。
まずは、ちらし寿司の具の仕込みから。サヤエンドウ、エビ、サーモンを茹で、シイタケと人参を煮付けて、錦糸卵用の卵焼きを焼きます。女三人が並んでフライパンに溶いた卵を流し込み、、、「・・・」(無言)。「張り付いちゃったわ」(心の声)。それでも、ほら、この通り、きれいな薄焼き卵がたくさん焼けました。

次は寿司飯を作ります。炊いた日本米は全部で36合! 合わせ酢をご飯に混ぜて味見をしたメー・メグミがひと言「量が多すぎて味がしない・・・。味が分からない・・・」
まぁでも、時間が経てば酢の味が濃くなってくるから大丈夫でしょう、ということで、人参、シイタケ、サーモンを混ぜ込んでいきます。つい力を入れて、押し付けるように混ぜてしまう保母のレックに「お米の粒をつぶさないように、縦に切るような感じでサクサクと混ぜてね」とメー・メグミ。ははぁ、そうなのねー。勉強になりましたー、とばかりに頷くレック。実は今日エム、レック、プロイ、ダーオの4人がメー・メグミのお手伝いをしているのは、日本の作り方を知りたいという目的もあってのことなのです。中でもみんなが興味津々だったのは、昆布を使った料理の作り方。富澤商店さんからいただいた昆布は子どもたちも大好きで、保母のレックが作るタイ風昆布サラダは子どもたちの人気メニューの一つです。ですが、レックは日本風の味付けの昆布料理を作ってみたいと思っていたようで、メー・メグミが来たこの機会にぜひ作り方を教えてもらおうと、レックのリクエストで昆布の炒め煮が今宵の食卓に上ることになりました。戻した昆布を短冊に切り、こんにゃくと豚肉と炒めて、みりん、しょうゆ、出汁、砂糖、塩、粉唐辛子で味付けします。「子どもたちはもっと甘くて濃い味の方が好きなんじゃない?」と言うメー・メグミに、レックが「いやいや、大丈夫。このくらいが“日本風”でちょうどいい」という一幕も。みんなの共同作業で味付けと味見をして、タイ人の口にも日本人の口にも合う、程よいコクの、美味しい一品が完成しました。


ワカメ(これも富澤商店さんからの贈り物!)のスープは、昆布の戻し汁を使って作ると美味しくできることも、メグミから教えてもらいました。これからは「昆布を使った料理を作る時にはワカメスープも作る」が合い言葉です。これでたっぷりヨードを摂取できます。
さて、夕食の時間になりました。普段は男女別々の棟で食事を取る子どもたちですが、今夜は男子寮の食堂に集まり、久しぶりに全員揃っての夕食です。メー・ミワもやって来て、昆布の炒め煮をよそってくれました。ちらし寿司は、メー・メグミに教えてもらいながら、テンモーとミルクが盛りつけていきます。紅ショウガも乗せて、彩り豊かなちらし寿司の完成。

メー・メグミが子どもたちに刻み海苔を配って歩いてくれました。

ヌンはぺろりと一皿平らげ、さっそくおかわり。寿司飯の中からサーモンをえり出すというお行儀の悪さ! まぁ、いちばんの食べ盛りですから、仕方がないか。。
一方、昆布が大好きなスラチャイは昆布の炒め煮の中から昆布だけをひたすら食べ続け、、、残った豚肉はパヌのお皿に行きました。ちらし寿司はほぼ全員がおかわり。メー・アソーが残った(と思われた)寿司飯を握るそばから子どもたちが頬ばっていきます。メー・メグミからの日本食のプレゼントにみんな大満足・大満腹の夕餉でした。
メー・メグミ、ごちそうさまでした! そして、お疲れ様でした。次はいつ来てくれるのかな?
2001/09
バーンロムサイ スタッフ 大塚美里






