- vol.27 マイ・寺2010/06/08
はじめまして。スタッフの佐藤です。日本事務所で働いていますが、3月半ばから研修のためチェンマイのホームに来ています。
事務やゲストハウスの仕事などを手伝いながら、子どもたちの生活やタイ人スタッフ達の活動などを知り、バーンロムサイの事やチェンマイ、タイの状況を出来る限り皆さんにお伝え出来れば、と思っています。
さて、チェンマイは「古都」と言われるように街のいたるところに(特に旧市街にはたくさん)お寺が有ります。かつて若かった頃、「京都の旅」にはまり、こじんまりとしたお寺の縁側に腰掛けて庭を眺めながら「ああ、こんな自分の寺(マイ・寺)が欲しい!」と思った時期がありましたが、今回また(お国は違っても)お寺の多い街に来たのですから、気に入ったお寺さんを見つけようと、折りをみては出かけています。
街の西側に位置する丘、ドイ・ステープの山頂に有る「ワット・プラ・テート」には市内を一望することが出来るテラスが有り、さながら「清水寺」のようですし、街の中心に有り大変きらびやかな「ワット・プラ・シン」は「金閣寺」のような存在に思えます。
また象の彫刻が施された巨大な仏塔がそびえる「ワット・チェディ・ルアン」など、チェンマイに来たら必見のお寺はやはり迫力が有ります。しかし、今日は私が訪れた中でもっとこじんまりとした、親しみの持てるお寺と興味深いお寺の2つを紹介したいと思います。

まずは「ワット・ロークモリー」。旧市街の北側にあるこのお寺は、チェンマイに有る多くのお寺同様「北部形式(ランナースタイル)」の造りですが、木造のためとても落ち着いた雰囲気が有ります。それがとても良いのですが、庭には十二支の動物たちの置物が並んでいて、これがどうにもかわいいのです!(それゆえ私は勝手に「動物寺」と呼んでいるのですが、、、)

しかも何故か親しみやすいお坊さんが多く、ある時など一人寺の中を見ていると、「魔除けの糸を施してしんぜよう。」と言って手首に白い糸を結んでくれました。今年のタイのお正月(4月)にはこのお寺の新年の行事に参加してきましたが、皆、天井から吊るされた白い糸を頭に巻き付けているのです。
私もまねをしたのですが、それにどのような意味が有るのか?解らないまま、長い読経と説法の後にお坊さんの前を拝んで通り過ぎると、お守りのようなペンダントトップを下さいました。物をいただいたから、、、というわけではありませんが、何となくこのお寺は縁があるような気がしてとても好きです。
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そしてもう一つご紹介したいお寺は「ワット・ウモーン」。市の中心地から少し離れた森の中にひっそりとあるこのお寺、入口から奥へ入って行くと大きな仏塔はあるものの、お寺のお堂らしき建物が見つかりません。
ミステリアスな雰囲気を感じつつ、道を逸れるとお坊さんの銅像の建つ広場から洞窟が見え、おそるおそるその洞窟を覗いてみると、何とその洞窟の奥に仏様は祀られていたのでした。
後で知りましたが、このお寺の名前の「ウモーン」とは「トンネル」という意味なのだそうで、瞑想の修行を中心とする宗派のお寺とのこと。迷路のようになったトンネルのいたるところに仏様がおり、奥まった仏様の前で瞑想をしている一人のお坊さんがとても印象的でした。訪れた時は、どうしてもお願いしたい事があり、メイン(?)の大きな仏様にどうか叶えてくださるようお祈りをしてきました。この緑に囲まれた洞窟のお寺はとても個性的で、その静けさは瞑想し深く考えるには最適の場所と思います。
以上、個人的に好きなお寺とちょっと変わった神秘的なお寺を紹介させていただきましたが、他にも映画「プール」のロケ地となったムーングンゴーン寺(大きく色彩あざやかな涅槃仏がいます)など、面白そうなお寺がチェンマイにはまだたくさん有りそうです。また時間を見つけて是非訪れてみたいと思っています。

2010/06
バーンロムサイ スタッフ 佐藤くみ





