- vol.24 アンダーザツリー展を終えて2010/02/01
寒中お見舞い申し上げます。
しばらく(かなり・・・)間があいてしまったバーンロムサイ便りです。ごめんなさい。
おかげさまで、30名の子どもたちと共に、皆元気で新しい年を迎えることが出来ました。
昨年10周年を迎えたバーンロムサイにとって、2010年(タイ仏歴2553年)は次の10年に向けての第一歩の年となります。一番年下のアーパイがまだ6歳(幼稚園)、一番年上のミルク(18歳、現在中学3年生)は昨年12月に希望の専門高校の学校推薦枠に合格し、経理の勉強をしたいと張り切っています。ヌンは自動車の修理工になる夢を持ち続け、バイク修理のコースを終え、今は機械修理全般を学びつつ、バイク修理屋さんでアルバイト兼見習いとして働かせてもらっています。ナットは普通高校で日本語コースを選び、日本へ留学することを目標に、今は漢字と「てにをは」に苦しみつつ、頑張って勉強しています。

子どもたちが自分の好きなことを身につけ、そして自立してゆけるようにというのがバーンロムサイの一番の目標ですが、その自立が現実のものとなりつつあるのです。今年は小学校や中学校を卒業する子どもたちが一番多い年になります。きっと嬉しいこと、悲しいこと、悔しいことなどなど、盛り沢山の1年になることでしょう。
今回は昨年東京六本木のアクシスギャラリーで、12月18日~26日まで開催した
「第8回アンダーザツリー展 ~バーンロムサイ・ハートマーケット~」のご報告をさせていただきます。会場をタイの市場のイメージで飾り付け、タイで買い付けて来た商品、この展覧会のために製作したバーンロムサイオリジナルプロダクツ、6年目となる子どもたちのポートレート、リレー式で子どもたちが撮影し、インタビューした10周年の記念映像、マーケットでの買い物のあと一息つける喫茶コーナーではタイの飲み物を用意し、一歩足を踏み入れるとそこは「タイの市場」そのものの楽しい会場となりました。

一番人気だったのは、廃材となっていたタイの米袋を使ったリサイクルバッグ。タイ語の文字が模様のようでかわいく、また作りも丈夫で丁寧だということで(バーンロムサイプロダクツの自慢の一つです)、売れました!また丁度クリスマス時期ということもあり、今回初登場の子どもたちの絵を使ったマグカップやグリーティングカードもプレゼントにと買ってくださる方が多かったです。

「好きなものを買う、それが支援となるのです!」
今年もおかげさまで各地でイベントをやらせていただけることになっています。鎌倉ショップやネットショップも順調に歩き始めました。チェンマイの縫製場スタッフたちも夜遅くまで残業し、技術は向上し、奢ることなく丁寧に仕事をしてくれています。
バーンロムサイのもの作りもまだまだ試行錯誤は続きますが、軌道にのりつつあるというのが今回の展覧会を終えての手ごたえでした。この技術を引き継ぐ子どもたちが出てくるのもそう遠くない将来のことと思います。自分も楽しくまた心地良くなり、そして誰かの助けになるという、無理のない自然な形の社会貢献を、バーンロムサイはこれからもどんどん提唱してゆきたいと思います。
今年も協賛いただいた、そして長い目で支えてくださっている株式会社富澤商店様はじめ、本当に多くの方の力を借りて無事終えることが出来た「アンダーザツリー」展。
ありがとうございました。
2010/01
バーンロムサイ スタッフ 麻生賀津子






