- Vol.07 チェンマイコーヒーとの出会い2007/08/07
はじめまして。バーンロムサイボランティアスタッフの伊藤です。
バーンロムサイに来る以前は、カフェ経営に携わっていたことがあり、その時に大変お世話になったのが、富澤商店さんでした。因みに、他ではなかなか手に入 らないベルギーのチョコレートや製菓材料を卸していただいていました。本店を訪れたときの品揃えの豊富さ、質の良さにわくわくした時の感じは、今でも忘れ られません。

チェンマイ市内のターペー門から歩いて10分ほどのDKブックセンターの隣にあるのが「チェンマイコーヒー」です。タイに来てから3ヶ月、あまり美味しい コーヒーに巡り会ったことがなかった私は、ここのコーヒーを飲んで、美味しさのあまり、「どこのコーヒー豆を使っているのですか?」と思わずお店の方に尋 ねてしまいました。

「チェンマイのドイインタノンという高い山の上で作られたアラビカ種100%のコーヒー豆です。普通のコーヒーはミディアムロースト、カフェラテやカプ チーノはやや深煎り、エスプレッソは一番深煎りの豆を使っています。」そう笑顔で教えてくれたのは、このお店の店長、ダーオさん(30歳)。彼女は、弟の アノンさん(26歳)とアルバイトの3人でお店を切り盛りしています。そして驚いたことに、こちらのカフェは年中無休、朝の9時から夜の9時までオープン しているそうです。なんとも働き者のご兄弟です。

ここでちょっとコーヒー豆の豆知識。コーヒー豆には、大きく分けて、ロブスタ種とアラビカ種の2種類があり、それぞれ栽培される場所や栽培方法、味がまっ たく異なります。ロブスタ種は平地での栽培が可能で、収穫も楽なので大量生産に向いていますが、味は苦味が強く、甘みが少ないのが特徴です。主な生産地は ブラジルや中国。それに比べてアラビカ種は、標高の高い山でしか栽培できないため、量産はできません。その中でも、木の陰で栽培されたアラビカ種のコー ヒーは、もっとも甘みを増すと言われています。生産地は、グアテマラ、メキシコ、ケニア、エチオピアなどが有名です。アジアでも、パプアニューギニアやイ ンドネシアのアラビカ種は美味しいですが、タイでこんな美味しいコーヒーに巡り合えるとは!と感嘆してしまいました。

このお店はオープンしてから4年ほどになるそうで、ダーオさんのお祖母さんにあたるレジーナさんがオーナーです。レジーナさんはチェンマイ市内にあるレス トラン&ゲストハウスも経営されており、こちらでも美味しいコーヒーを楽しめるカフェが併設されています。コーヒーやカプチーノ、紅茶の他にも、フルーツ 王国、タイならではのオレンジジュースやグアバジュース、また日本人観光客向けの日本茶など、ドリンクメニューは充実しています。ダーオさんのお勧めは、 ホットのカフェラテとアイスコーヒー。スイーツは、チョコレートブラウニーやブルーベリーチーズケーキ、自家製のヨーグルトなどが並び、どれも甘さは控え めが嬉しいところ。

初めてこのカフェを訪れたときに、なぜかバーンロムサイと共通するものを感じました。カプチーノを頼んだときに、おまけで温かいジャスミン茶が添えられて いたこと、拙いタイ語と英語で質問することに一生懸命答えてくれたこと、そしてお店を出るときに心からの笑顔で「コップンカー(ありがとう)。」と言って くれたこと、そのすべてに家族に迎えられたときのような、包み込まれる温かさを感じました。いつか、バーンロムサイの子どもたちが大きくなって、自由に行 動できるようになった時、このカフェで待ち合わせて、いろんな話をしたいなと思いました。大好きな人たちに、こっそり教えたくなる素敵な場所のご紹介でし た。
■ Chiang Mai Coffee ■
<レジーナレストラン & ゲストハウス>
<レジーナ チェンマイコーヒーハウス>
住所;69,71,73 Charoenrat Road Watkate A.Muang Chiangmai Tailand
TEL;053-262-882<Duangkamol Chiang Mai BookStore>
(今回取材させていただいたのはこちらのカフェです)
TEL;053-206-237 営業時間 年中無休 9時~21時まで。2007/8/7 ボランティアスタッフ 伊藤美和






